ねんごろ/(懇ん凝ろ)

渡来部族が流入し続けていた黎明期の日本列島では、誓約(うけい)が群れ同士(部族同士)を平和的に合流させる手段としての性交で、それにより次世代は同一の「帰属本能(群れ意識)」を構成する事を意味していたのだが、実はこの誓約(うけい)の概念を踏襲した古代から今に伝わる言葉に「ねんごろ/(懇ん凝ろ)」がある。

親しい事を示す懇意(こんい)の「こん」はひと文字で「懇(ねんご)ろ」と読む。

懇(ねんご)ろは元々「懇(ね)ん凝(こ)ろ」で、凝(ころ)が 心(こころ)の語源である所から懇(ねんご)ろとは心がこもっている様を意味し、「心のこもった奉仕」の意味から「懇(ねんご)ろに弔(とむら)う」などの用法もあるが、特に男女の仲が親密である様を指して言う。

簡単に言うと「懇(ねんご)ろ」は男女の間柄が「心のこもった親密な奉仕の関係」の意味で、つまり懇(ねんご)ろの仲とは勿論性交を行う仲の事を言い、古代群れ社会から今日まで「懇(ねんご)ろに成れば群れ仲間」と言う事である。

従って懇(ねんご)ろの言葉の意味を正確に言えば、心がこもっている様は即ち性交を行う間柄と言う事に成る。

懇(ねんご)ろの古形読みは「ねもころ」で「ねもごろ」とも言い万葉集に「我妹子(わぎもこ)が里にしあれば懇(ねもこ)ろに見まく欲しけど」、「足引きの山に生ひたる菅の根の懇(ねもこ)ろ見まく欲しき君 ・・・」、「菅(すが)の根の懇(ねもこ)ろごろ我(あ)が思へる妹によりては」などの恋愛歌がある。

これらの歌の内容が、歌垣(うたがき)と言う当時の性風俗の習俗を彷彿させるもので、そうした歌は現代では考えられないほど率直に「懇(ねんご)ろに成りたい」と口説いているのではないだろうか?

詳しくは【私の愛した日本の性文化】を参照。

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by mmcjiyodan | 2009-09-11 11:45 | Comments(0)  

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