ロックイン効果の心理

戦(いくさ)となれば命を投げ出す武士・武将の強固な主従関係心理は、何故成立するのだろうか?

武士・武将の主従関係は、一種の相互ロックイン効果「惚(ほ)れる。気に入る。」である。

互いの「使い易さや任せて安心の信頼度」と「精勤に対するリターン」が合致すれば、主従の関係に相互ロックイン効果が成立する。

広義のロックイン効果は、フアン心理に象徴されている。

つまり、広義の意味で「惚(ほ)れる。気に入る。」がロックインで、芸能スターやスポーツ選手へのフアン心理から特定メーカー(ブランド)への支持心理、特定のお気に入り店舗(スーパー)などがロックイン効果である。
つまり夢中になるフアン心理の根源がロックイン効果であるが、これにアンカリング効果と一貫性行動理論が結び付くとそれは他の者が理解出来ないほどの最強のフアン心理となる。

元々の「ロックイン効果」と言う考え方の始まりは、顧客(ユーザ)がある商品を購入すると、その商品から他社の製品への乗り換えが困難となり顧客との継続的関係が維持され易くなる効果であり、ソフトウェアなどがその典型で顧客は一度あるソフトウェアを利用してしまうと、他のソフトウェアに乗り換えるにあたって「使い方を再度学習しなければならない」と言うスイッチングコスト(乗り換えコスト)を払わなければならない為、最初に利用したソフトウェア及びそのバージョンアップ版を使い易くなる。

これを芸能スターやスポーツ選手へのフアン心理に置き換えると、フアン故にその芸能スターやスポーツ選手を「良く知っている」と言う安心感がいっそうのロックイン効果を高め、また特定のお気に入り店舗(スーパー)は商品配置などを熟知している為に他店より買い易い感が働いていっそうのロックイン効果を高めて行くのである。

企業間取引でも「ベンダ・ロックイン」と言う現象が発生する。

ベンダ・ロックインとは、特定メーカー(ベンダー)の独自技術に大きく依存した製品やサービスシステム等を採用した際に、他ベンダーの提供する同種の製品、サービス・システム等への乗り換えが困難になる為、俗に「気心が知れた」と表現する取引関係にロックイン効果が成立するのである。

戦国武将の主従関係に限らず、現代の上司と部下の関係でも「使い易さや任せて安心の信頼度」と「精勤に対するリターン」が合致すれば、それは一種の相互ロックイン効果「惚(ほ)れる。気に入る。」の成立で、勿論そうした関係を解消するにはスイッチングコスト(乗り換えコスト)を払うリスクも生じる為、一度ロックインしてしまうと中々離反の決断は着け難い。

戦国期などの同盟関係もその根底に在るのがベンダ・ロックインではないだろうか?

詳しくは【ロックイン効果の心理理論】へ飛ぶ。

第三巻】に飛ぶ。
皇統と鵺の影人
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by mmcjiyodan | 2009-10-01 01:45 | Comments(0)  

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