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頑張る(がんばる)

小学校の勉強なら兎も角、実社会では幾ら「頑張って」もそれだけでは「良くやった」と褒められない。

つまり一所懸命も努力も同じ事だが、それなりの結果が出せなければ、幾ら「頑張って」も実社会では「無」である。

「頑張る(がんばる)」はある種の言い訳にも使われる言葉であり、現代に於ける政治家などはその典型的な立場で、頑張って居ても結果を出せなければ赦されるものではない。

その日本人が良く使う「頑張る」って言葉の意味は何だろうか?

「がんばる」と言う言葉先に在りきで、「漢字を充てた」と言う説もあるが、文字の意味を素直に採ると頑(かたくな)を張ると言う事で自分の我を押し通す説や「目を着ける・見張る」から転じて「眼張る」が語源と言う説がある。

これと同じような意味に使う中文(中国語)の言葉は「加油(ちゃよう)」と発音し、如何にもエネルギーを追加する雰囲気で頑(かたくな)とは少々雰囲気が違う。

これでお気付きの方も出てきそうだが、「加油(ちゃよう)=がんばる」の油を絶つ事が、日本語の「油断(ゆだん)」に通じ、つまり頑張りを怠る事が「油断(ゆだん)」の語源ではないかと推測するがいかがか?

それに対して同じような意味の「頑張る」は柔軟性に欠ける質濃い発想の下、論理とは別の個人が応援・援助も当てにせずの拘束的で精神的な色が濃い言葉である。

その精神的色を辿って見ると、日本人は明治維新を迎えるまでスポーッと言う概念は無く武術がそれに当たるものだが、武術に於いても基本的に個人競技で、ほとんど団体競技は無かった。

何故ならば、織田信長が歴史の表舞台に登場するまでは、戦の形が「手柄の確定」の為に「名乗ってから切り合う」個人戦の集積型だったからである。

そうなると兵法修行(学問)も武術修行(実技)も、文字通りに個人が頑(かたくな)に努力するしかない。

勿論、「頑張(がんば)る」の効用も在るのだがケースバィケースで、論理無き精神思想の下に「無駄な頑張(がんば)り」を念仏のごとくに唱える所に、歴史が培(つちか)った日本人気質を感じる。

詳しくは【日本人・その気質のルーツ】を参照して下さい。

関連参考文献
金と日本人】に飛ぶ。
家制度恥文化の規制的な行動制約】に飛ぶ。
良い加減・放棄と融合】に飛ぶ。
物造り大国・日本】に飛ぶ。
物造り大国・日本の矛盾】に飛ぶ。
島国日本人気質・謙譲の美徳(けんじょうのびとく)】に飛ぶ。

第三巻】に飛ぶ。
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by mmcjiyodan | 2010-11-29 20:03 | Comments(0)  

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