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島国日本人気質・謙譲の美徳(けんじょうのびとく)

外国が外から見ると、その日本や日本人の現状に「建前」と乖離(かいり・かけ離れている)している行動の事実が日常的にあるから公式発言は「建前」として、とても信じられないのである。

そして、その文化を「独自文化だから理解しろ」と言うのは、日本人の傲慢(ごうまん)である。

基本的に日本人は腹芸や以心伝心が高等と考える人種で、旗色やイエス・ノーを明言せず「様子見曖昧(ようすみあいまい)が徳」と考える文化を持つ人種である。

日本人にとって、「検討します(考えて置きます)」のほとんどは、実質「ノー」の意味である。

従って次に遭った時には「その課題への回答の用意」は無い。

日本には島国日本人気質である「謙譲の美徳(控え目の美)」と言う独特な考え方がある。

辞書を引いて見ると、「謙譲(けんじょう)」とは、「へりくだり譲る事、また、控えめである様。」と書いてあり、つまりは良いも悪いも争いを避ける為に、主張に控え目の奥ゆかしさを出す日本独特の「まぁまぁ体質」である。

そうした感性がまったく無い外国人に「あいつ等、謙譲の美徳(控えめの美)と言うものを知らないのか?」と言った所で、その日本人気質が正しくて相手国人が悪いなどと言っても、他国に通用しない感性(気質)など主張しても一人善がりである。

他国では「良くぞ言った」と褒められる事を、独特な考え方「謙譲の美徳(控え目の美)」が強いから、たまに外交で強い主張をして相手を怒らせると、その主張をした者が「相手に対する配慮が足りない」と悪者にされる。

こんな日本国内意外は何処にも通用しない一人善がりを「最善の態度である」と考えているから相手にして見れば「余り主張しない大人しい奴等」で、他国から一方的に言われっ放しになる。

例えば、日韓両国の間で「日本が慰安婦の強制連行を認めた」と問題に成って居るのは1993年(平成5年)8月に河野洋平官房長官が発表した「慰安婦関係調査結果発表」に関する「河野談話」である。

世界中の何処にも通用しないのだが、日本人は何か事が起こった時に「イェス オア ノー」をはっきり言わずに「曖昧(あいまい)にする事が上等だ」と想っている。

だから言われ無き従軍慰安婦問題で韓国に責められた時、曖昧(あいまい)に「河野談話」で事を収め様として返って「日本が従軍慰安婦を認めた」と攻め立てられる根拠にされた。

本来、外交交渉に於ける日本の態度は、他国同様の「言うべき事はハッキリ言う」とする「国際標準」であるべきだが、日本式の「謙譲の美徳(控え目の美)」を、稚拙にも「そんな文化が無い相手」にまで発揮しようとする。

その根底に流れているのが、単一日本民族の成立過程で起こった三つ巴の多民族の地だった事に拠る対立回避の知恵だったからであるが、それ故に誓約(うけい)文化やそこから派生した氏族社会の稚児小姓(ちごこしょう)風習などで信頼関係の担保を構築する術(すべ)を考案した。

しかしお隣の中国では、対・不対(トェ・プトェ/はい・いいえ)や好・不好(ハオ・プハオ/良い・悪い)、米国ではイエス・オア・ノウが意志疎通の基本であるから、次回遭った時に日本の「検討します(考えて置きます)」の回答を請求する。

正に日本の常識は世界の非常識であるが、それを「相手国が理解している」と勝手に思い込んで日本外交は押し通そうとし、他国の信用を失いし続ける愚を犯している。

にも関わらず、仕舞いには「その位の事が何で判らないのだ」と逆に怒り出すのが日本人の世界的評価で、つまり日本人の国際化は、腹芸や以心伝心の意識を持ち続けている間は期待薄である。

まぁ、何処の民族、何処の国家も独善的ではあるから、互いにそれを言い立てても永久に話は噛み合わない。

もし日本と言う我が国が大人の民族・大人の国家なら、まずは己(おのれ)から改めるべきではないだろうか?

それとも今まで通り「日本の固有文化なのだから何が悪い」と、妖しげな建前を振りかざし続ける民族・国家なのだろうか?

詳しくは【日本人・その気質のルーツ】を参照して下さい。

関連参考文献
金と日本人】に飛ぶ。
家制度恥文化の規制的な行動制約】に飛ぶ。
良い加減・放棄と融合】に飛ぶ。
頑張る(がんばる)】に飛ぶ。
物造り大国・日本】に飛ぶ。
物造り大国・日本の矛盾】に飛ぶ。

第六巻】に飛ぶ。
皇統と鵺の影人
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by mmcjiyodan | 2011-03-01 00:43 | Comments(0)  

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