信仰の奇跡と脳科学

人間を含む生物の機能は便利に発達していて、脳に拠る状況感知により必要な時にはその状態に対応したホルモン物質を生成して送り出し、自らをコントロールする力を持って居る。

これが「信仰の奇跡」に結び付く。
そこら辺りを熟知して利口に応用するか、無知のまま何もしないかで長い人生々活に結構な差が付くかも知れない。

その脳の能力として、ホルモン物質「脳内快感物質ベータ・エンドロフィン」の発生が数えられる。

ベータ・エンドロフィンは、脳と深く関わる脳内麻薬(快感ホルモン)であるが、アルコールや、麻薬を含む薬剤と違い、体内で生成される無害の分泌ホルモンである。

最も身体に「安全な脳内麻薬(快感ホルモン)」と言うだけでなく、体調や精神を整える効果がある良質な脳内麻薬で、老化と伴に訪れる体の痛みをそれと知らずに緩和する鎮痛作用の働きもある。

鍼灸のツボ治療も、刺激によって脳の受け持ち部分を、ピックアップ・ワンポイントでベータ・エンドロフィンを分泌させる為の行為である。

ベータ・エンドロフィンには麻薬作用に拠る痛みの緩和に止まらず、その発生に誘発されてセロトニンが送り出され、細胞の活性効果による自然治癒効果や、精神を安定させる効果もある。

セロトニンは、「脳内快感物質ベータ・エンドロフィン」の発生に誘発されて送り出される伝達阻害物質である。
脳内麻薬・ベータエンドロィンや痛みの伝達を阻害するセロトニンが脳で感じる神経性の痛みを抑止している間に、自分の免疫細胞が活躍して半年から一年で自然治癒するケースが存在する。

現に椎間板ヘルニヤの自然治癒症例が、医学界では常識に成って来ている。

この痛み抑止・セロトニンや脳内麻薬・ベータエンドロフェンが脳内に噴出して痛みを抑止する切欠に成る物の一つが「信仰の奇跡」で、「信じる者は救われる」の主因である。

つまりこの場合の信仰効果は、宗派・教義が問題では無く、本人の信心具合でセロトニンやベータエンドロフェンが脳内に活躍する環境を作るのであるから、「信じる信仰は何でも良い」のである。

そして信仰は右脳域の感性に宿るから、脳内麻薬・ベータエンドロフェンの脳内に噴出に応じて「幻影を見せる事」も在る。

原始音楽と原始舞踊(ダンス)は、その精神に於いて紛れも無く「神とのコンタクト」である。

そしてこう言う事象に遭遇すると、その信者の信仰は拠り一層深まって行く。

勿論精神の安定を求める方も多いから、その方が信じる信仰を一概に非難や否定は出来ない。

只、「信仰の奇跡」は、脳科学の発達に拠って解明されつつある。

人間(ひと)は側坐核(そくざかく/脳部位)に影響されて、勝っ手な相手に「自らの願望を為してくれる」と言う期待を抱(いだ)く事で、「心の安定を得よう」とする心理を持っている。

それが心理学的には「英雄待望論」だったり、信仰上の「カリスマ(超人/教祖)の存在」だったりする。

数千年前の群れの長(おさ)から続いている事だが、統治者にしても宗教家にしても、本来の人間の能力には超常現象的に他人をひれ伏させるほどの大した差が在る訳ではない。

そこで、恐がらせたり尊敬させたりにはそれなりの作為や演出、つまり誇大な表現や奇跡創作に依る大衆に認めさせる為のカリスマ(超人)性の、「でっちあげ」の臭いは否めない。

しかし敢えて言えば、側坐核(そくざかく/脳部位)を満足させ心の安定を求める為に、そのカリスマ(超人)性に依頼心を抱く大衆も数が多いのである。

信仰・占術・予言の本質は、強弱の質こそ在るものの人間が持つ「側坐核(そくざかく/脳部位)」に影響された一種の依存症である。

この信仰・占術・予言に対する依存症は、横着極まりない事に、自分で努力する事を放棄し結果的に幸福を金で買う図式が構成される。

その延長線上に在るのが、「ジュピター・コンプレックス(SMプレィに於ける被支配の願望)」である。

詳しくは【美しくなれる興奮の解説】を参照下さい。

詳しくは【日本の性文化】を参照下さい。

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by mmcjiyodan | 2011-12-09 17:26 | Comments(0)  

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