村落に於ける「分かち合いの精神」

人類は非力な生き物であるから、その非力を補う為に「群れ」で行動した。

群れに帰属する事が生きて行く手段であるから、その帰属意識(きぞくいしき)は本能として刷り込まれ、群れ(集団)で生活する事で脳が安心感まで得るように成った。

群れ社会に於ける基本的な合意は「シェア(分かち合い)の精神」である。

村落共生社会では食べ物や労力、性欲処理まで「シェア(分かち合い)の精神」を浸透させる事でその生活の場を存続させて来た。

「村落共生社会」とは「群れの仲間」を確認する所だから、性交相手をシェア(分配)する事に拠って、群れ社会に於ける「共生の絆」が強まる。

夜這い(よばい)」や「寝宿(ねやど)」・「若衆宿(わかしゅうやど)」・「娘衆宿(むすめしゅうやど)」などの制度は、実は村落存続の為に性交相手をシェア(分配)する為の装置だった。

この性交相手をシェア(分配)する為の装置が機能して「一村身内気分」の「共生の絆」が村落に形成され、食べ物や労力のシェア(分配)に対する根拠に成っていた。

この事は、村落部の民が渡来氏族に拠って隷属された縄文人(蝦夷族)の群れ社会の習慣を維持して村落経営をしていた証(あかし)である。

所が、この「分かち合い」が食べ物や労力であれば意外と多く「分かち合」がなされるのに、それが後の世現金に成ってしまうと、その拠出比率が小さくなり独占意志が強く成って行く。

どうやら現金に対する「分かち合いの精神」の人間心理は別らしく、つまり出す事は出すが「現金の分かち合い」はチョットだけの気分らしい。

欧米の個人主義の影響を受け、性交相手をシェア(分配)する「共生の絆」が消滅した現在、日本の「村落共生社会」は山間農村部や漁村部を残して徐々に消えつつある。

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詳しくは、小論・【私の愛した日本の性文化】と、小論・【地球を救う「共生主義」と言うイデオロギー】を参照して下さい。

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by mmcjiyodan | 2012-01-21 13:05 | Comments(0)  

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