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側坐核(そくざかく/脳部位)=線条体(せんじょうたい)

人間個々の理性は知能の発達と伴に右脳・左脳が巨大化して高度化し、比較、判断、推理、計算、発明などの能力を持って、ホモサピエンス(知性人)を名乗っている。

しかしながら、他人の心理状態を「生理的に合わない」や「考えられない」と言って、相手の感性も考慮せず、即座に否定するのは間違いである。

知恵の発達と同時に、人類は群れて生きる事で外敵を共同で防衛し獲物を協力して採取する群れ社会を形成した。

二十万年前アフリカに居た、たった一人の女性が現在七十億人に達したホモサピエンス(知性人)と呼ばれる「人類の祖先だ」と言う。

人類は知力を武器として進歩をし、為に大脳が発達して頭頂部が非常に大きく丸く、顔面はほぼ垂直、完全に直立の姿勢を取れる地球上他に類を見ない生物である。

そしてホモサピエンス(知性人)が地球上で最も優位に立った主因は、知力と集団化(群れ)であるが、「群れ」の形勢の為に「性的接触の効果を上げる為の適応能力」の高度化に成功した。

つまり知恵の発達と群れ社会の形成と言う必要に迫られて、「様々な性癖」と「擬似生殖行為」は自然発生した。

人類には、巨大地震のような人知が及ばない事象をスピリチュアル(霊的潜在意識)的に納得させる為の脳部位として「側坐核(そくざかく)」が在る。

側坐核(そくざかく/脳部位)の位置は、前頭極(ぜんとうきょく/脳部位)から後頭部へ続く途中の、外部から見ると「おでこ」と「耳」の間くらいに在る二ミリ程度の小さな部位である。

人類は群れて生きる動物で、人間が群れ社会を形成し集団で仲間として生きる為に発達した脳の部位が、脳の左右に鎮座する「側坐核(そくざかく)」である。

例えば、災害ボランティアなどの共助精神は、この「側坐核(そくざかく)」の働きに拠るものである。

その「側坐核(そくざかく)」は大脳腹側の「線条体(せんじょうたい)」とされ、感性を司どり、人間の資質に存在する報酬、快感、恐怖、嗜癖(しへき)などの感性に重要な役割を果たす脳部位である。

人類は、小さな集団の頃からその維持の為に「側坐核(そくざかく)」の機能を発展させて、集団的なスピリチュアル(霊的潜在意識)合意を形成して行く。

この「側坐核(そくざかく)」の別名が、【線条体(せんじょうたい)】であるが、脳内麻薬分泌ホルモン・ベータ・エンドロフィンの快感から導かれる活性部位が「線条体(せんじょうたい)」である。

つまり脳の快楽的喜びを認知し記憶するのが、右脳と左脳の中心下部にある一対の大脳基底核の主要な構成要素のひとつ「線条体(せんじょうたい)」と言う脳の部位である。

この「線条体(せんじょうたい)」は、「習慣認知脳」とも呼ばれる無意識の意思機能、「側坐核(そくざかく)」の快感を持っている。

ギャンブルの習慣性、そして喫煙や飲酒、麻薬類の快楽感を認知・記憶して習慣性を持たせる部位で、習慣の断ち切りを阻害する「習慣認知脳」である。

その「線条体(せんじょうたい)」が、運動機能への関与や意思決定などその他の神経過程にも関わると考えられている。

簡単に言えば、性交に於いてのメカニズムも「犯って気持ち良かったからまた脳が欲しくなる」の神経過程的な働きを「側坐核(そくざかく)」=「線条体(せんじょうたい)」が受け持って判定しているのである。

つまり性交に於ける性癖や習慣性は、元々認知脳・線条体(せんじょうたい)に拠る無意識の意思機能が存在するからで、逆説的に言えば、群れ社会を形成する為には「側坐核(そくざかく)」の働きに拠る報酬、快感、恐怖、嗜癖(しへき)などの感性が、「人間の群れ社会の根底にある」と言う訳である。

この「側坐核(そくざかく)」の報酬、快感、恐怖、嗜癖(しへき)などの感性を煽(あお)って悪用するのが、統治者、悪徳神主、悪徳坊主、占術者、霊能者などの類である。

数千年前の群れの長(おさ)から続いている事だが、統治者にしても宗教家にしても、本来の人間の能力には超常現象的に他人をひれ伏させるほどの大した差が在る訳ではない。

そこで、恐がらせたり尊敬させたりにはそれなりの作為や演出、つまり誇大な表現や奇跡創作に依る大衆に認めさせる為のカリスマ(超人)性の、「でっちあげ」の臭いは否めない。

しかし敢えて言えば、側坐核(そくざかく/脳部位)を満足させ心の安定を求める為に、そのカリスマ(超人)性に依頼心を抱く大衆も数が多いのである。

一種の習慣性脅迫観念を醸成するのもこの側坐核(そくざかく/脳部位)で、ここに付け入られると、外から見てバカバカしい事も本人には大事な事に成ってしまう。

そしてこの側坐核(そくざかく/脳部位)の影響は、施術者に拠る洗脳効果も在り、本人が思い込んでしまうので外から何か言っても受け入れられない難しい認識になる。

「信じないと不幸になる」や「先祖の霊の為に壷を買え」は、この「側坐核(そくざかく)の恐れ(恐怖)」の弔い心理に付け入ったもので、「不思議な心理現象」と思い込み勝ちだが、元来はその心理事象に付いて合理的な説明が着く。

厄介な事に、その「側坐核(そくざかく)」を有する故に、恐れ(恐怖)をベースにした信仰心や、嗜癖(しへき)をベースにしたSM性癖(サド・マゾ)などの感性をも、持って生まれて内在している。

つまり「側坐核(そくざかく)」が感性を司どる脳部位であるが故に、理性では理解できないスピリチュアル(霊的潜在意識)やSM(サド・マゾ/加被虐願望)性癖なども、感性として存在する事になる。

そしてジュピターコンプレックス(被支配の願望)に影響を与える脳部位も「側坐核(そくざかく)」と言う事になる。

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◆世界に誇るべき、二千年に及ぶ日本の農・魚民の性文化(共生村社会/きょうせいむらしゃかい)の「共生主義」は、地球を救う平和の知恵である。

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by mmcjiyodan | 2012-02-05 13:12  

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