吊橋効果(つりばしこうか)

人間は、大別して「理性」と「感性」の二つを複雑に共存させながら生きている。

その「理性」と「感性」の内の「感性部分」を心理学的に考えて見る。

人間の心理的部分に「感性」が影響し、つまりあらゆる意味で人間は「感性」に影響されて生きているから「理性」で割り切れない錯覚の世界を構築して生きて来た。

「吊橋効果(つりばしこうか)」のキーワードは心理的な「恐怖の興奮」で、誤認心理効果(錯覚)として、女性を口説くなら「吊橋の上が良い」と言う。

「吊橋効果」とは、不安や恐怖、危機感を共有する事で脳部位・側坐核(そくざかく/脳部位)が働いてドキドキ感を「恋」のトキメキ(生理的興奮の認知)と誤認して親近感が湧き、好意的な感情が芽生える心理効果である。

「吊橋効果」について少し広げて考えると、ジェットコースターやバンジージャンプなどの恐怖感も、その「ドキドキ感」が異性を感じるトキメキ感覚(生理的興奮の認知)に似ていて、つまり恐い物体験が一種の娯楽になる。

お化け屋敷や恐怖スポットのデイトも、「吊橋効果が見込める」と考えれば、恋の成就も期待できる訳である。

不倫の原理は典型的な「吊橋効果」で、つまり吊橋の恐怖感のドキドキ感と不倫の背徳感のドキドキ感が「恋」のドキドキ感と誤認混同され脳に認知される。

つまり、「ドキドキ感」の必要性は「種の保存」の為の「性交相手の選択行為」として「惚れる為」に存在する。

その「惚れる為に発生」し、脳内処理されるホルモン物質、フェール・エチル・アミンの作用である。

一瞬の「惚れる」はドキドキ感と伴に脳内に発生する為、ホルモン、フェール・エチル・アミンの作用で脳に生理的興奮の認知をされる。

フェール・エチル・アミンは、所謂「恋の病」とされる原因の脳内ホルモンで、「好みの相手である」と認識すると、それに集中力や快感を倍増させて強力に後押しする。

また、ペット(愛玩動物)を一目で「可愛い」と惚れ込むのにも何かの脳の働きが在り、それを今までは自然な反応と理解して来た。

しかしその現象には勿論裏付けが在り、つまりその原因こそはこの脳内ホルモン・フェール・エチル・アミンの効果である。

同様に、芸能アイドルに対して憧れや擬似恋愛感情を持つ事も、フェール・エチル・アミンの作用である。

また芸能そのものも、「感性」の発露で有る事に違いは無い。

そして「惚れる」と同様の「ドキドキ感」をもたらす不安や恐怖などでフェール・エチル・アミンの誤認心理効果と深く関わる脳部位が「側坐核(そくざかく/脳部位)」である。

「吊橋上の口説きが極めて有効である」と同様に不倫には不安が伴い、誤認心理効果(錯覚)の「トキメキが付きまとう」と言う理論である。

そしてそれらは、平凡な日常生活に不安や不満を感じれば殊更大きな誘惑に膨らんで行く夫婦間のリスクなのだ。

恐怖で支配された状況に於いて、 犯人に対して反抗や嫌悪で対応するより協力・信頼・好意で対応する方が生存確率が高くなる為に防衛的に発生する心理的反応を「ストックホルム症候群」と言う。

「ストックホルム症候群」については「吊橋効果とは若干違う誤認心理効果(錯覚)」と言う意見も在る。

だが、恐怖で支配された状況に於ける恐怖のドキドキ感を脳内で処理する時点で、恐怖を善意に転化する機能が人間に在っても不思議ではない。

或いは、「文化としての歴史」は、言い換えれば「感性の歴史」であり、感性の歴史ではこの「吊橋効果」が大きく影響している。

実は、「吊橋効果のドキドキ感」を利用したものに、恐怖感を煽(あお)って信仰を深めさせる手段がある。

信仰とは未知の恐怖から発生した架空の物語である。

しかしながら、それを信じて真理的に救われる多くの人々が居る事も事実である。

生き行く為に不安や恐怖感が信仰に結び付くメカニズムは、即ち未知の恐怖には不思議な力を持った存在(神仏)に頼るしかない。

まぁ占いも信仰も、人間としての月日を過ごすには「必要な心理効果」と言う一面も存在する事は事実だ。それで信仰と言う「誤認心理効果(錯覚)」は、「感性部分」に於いてヒューマン(人間らしい、人間味、人間的)としての魂(たましい)の拠り所になる。

詳しくは【吊橋効果(つりばしこうか)の心理を検証する】を参照下さい。

性文化史関係一覧リスト】をご利用下さい。

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by mmcjiyodan | 2012-06-03 21:10 | Comments(0)  

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