日本語のルーツ/音読み・訓読みの謎

中国語(中文/ツンウェン)で「タゥ」と発音する「桃」は日本語では「トウ」と発音し、明らかに元が中国語(中文)に起因しているが、もう一つの「モモ」と読むのはどこから来たのだろうか?

人は、存在する現実には中々疑問を抱かない。

それは「存在するものだから当たり前」と思い込み、当然の存在と認識するからそれ以上深くは考えない。

しかしながら貴方が使っている日本語、結構面白い経緯が在って成立しているので、その事を御紹介する。

予(あらかじ)め断って置くが、これはあくまでも「日本語のルーツ」つまり「原型」の話しであり、その「原型」に渡来流入する人種の様々な言語が加わりまたは外されて今日の日本語に到っている。


筆者は、漢字(中華大陸文字)の日本読みに、同じ漢字圏の大陸(中国)や半島(韓国・北朝鮮)の国には無い「音読み訓読み」が有る事に着目した。

「音読み訓読み」が有る事は、他国から「日本語は難しい」と言われる要因の一つに成っているものだが、本来言葉は正確に確実に意志を通じさせたい為のものだから、それを何故複雑にして難しくしてしまったのだろうか?

それには、今から記述する合理的な理由が存在したのである。


日本語のルーツについては、アルタイ起源説 、高句麗語同系説 、朝鮮語同系説、オーストロネシア(ミクロネシア)語起源説(混合語起源説) 、クレオールタミル語説などが「これまでに唱えられた主要な説」とされる。

各説を主張する学者の間で色々と論議が盛んだが、どれも多少は正解であり、そんな不確かなものを単純にどこか一つに軍配を上げようとするのは間違いである。

つまり日本列島には、多種多様の渡来人に拠り多くの原語が流入した事実から、その内の一種を取り上げてその原語が「日本語のルーツである」と主張するのは余りにも強引な論法である。

実はそれらの原語は、日本語成立にとっては素材に過ぎない。

であるなら、その流入した多くの原語が整理を見た時が、「日本語のルーツとして成立した」としなければ成らないのである。

まぁ、唱えられた主要な説を川に例えると源流の小さな川達(支流)であり、それらが日本列島で合流して本流(日本語のルーツ)と成ったものである。

つまり、支流が合流して本流と成った時点、縄文期から弥生期へ移行する言語的過程で起こり得た事が、まさに「日本語のルーツ」ではないだろうか?

勿論、縄文人(蝦夷族)には原語は在っても文字はなかった。

そしてその後、半島や大陸から日本列島に渡来して来た人々が、縄文人(蝦夷族)と共生して弥生人となった時にも、まだ意志を伝える原語だけで文字はなかった。

その後、半島や大陸から新たな文明を携えて部族単位で征服に遣って来た部族が、弥生原語の意味と漢字の意味を突き合わせて自動翻訳化する音訓二重発音の読み方を編み出した。


日本史に登場する「大和言葉(やまとことば)」と言う表記には、正直少々疑問が在る。

実はこの「大和言葉(やまとことば)」の表記には、蝦夷(エミシ)族の存在を抹殺する意図が在るからだ。

原在、「日本の最も古い言葉」と伝えられる「大和言葉(やまとことば)」が残る主な地域は、日本列島の両端(りょうはし)に当たる青森県と沖縄県と言われている。

つまり「大和言葉(やまとことば)」とは、そのルーツが「蝦夷(えみし)言葉に在る」と充分に推測できるのである。

にも拘(かかわ)らず、渡来部族が先住民族(蝦夷/エミシ)の地を乗っ取った歴史を「大和言葉(やまとことば)」の名称で隠蔽(いんぺい)してしまったのだ。


詳しくは【日本語のルーツと安倍氏】に飛ぶ。

◆神話で無い、リアルな初期日本人の成り立ちについては、【日本人の祖先は何処から来たのか?】を参照下さい。

第一巻】に飛ぶ。
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by mmcjiyodan | 2008-04-28 00:10 | Comments(0)  

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