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徳川吉宗(とくがわよしむね)

江戸幕府・八代征夷大将軍・徳川吉宗は、「享保の改革(今で言う政治の構造改革)」を行なった人物で、幕府の構造改革に唯一成功した将軍である。

徳川吉宗は大奥のリストラに飛び切りの美女を選ばせ、「美女なら生きる立つ瀬もあるだろう。」と優先的に暇(いとま)を出した逸話が残っている。

この伝で行けば、国家公務員上級試験に合格し国政事務を経験した天下の逸材が「再就職に困るから天下り先を用意する。」は、庶民感覚から言えばとんでもない心得違いの言い分である。

徳川吉宗の「享保の改革」は唯一成功しているが、一見内部改革に見える「享保の改革」の改革は、実質的にリーダーとその一派が外部から幕府中枢に乗り込んで来て既得権益を駆逐して初めて成し遂げた革命だった。

徳川吉宗は「わらしべ長者」のごとく、紀州支藩・葛野藩(丹生松平藩)藩主から御三家紀州藩徳川家、徳川本家・徳川将軍家と出世を重ねる徳川吉宗に、「強運だけが有った」とは到底考えがたい。

紀州家の第五代藩主から八代将軍となった徳川吉宗の家臣・加納家も三河加茂郷の出であるから、賀茂流(陰陽師)の血筋である可能性が高い。

つまり吉宗の傅役(おもりやく)・加納(五郎左衛門)久通は、賀茂流・松平氏(徳川氏)の影人ではないだろうか?

文献を紐解くと、江戸幕府第八代将軍・徳川吉宗の生母・於由利の方は紀州藩第二代藩主・徳川光貞を湯殿で世話をしてお手が付き、源六(吉宗幼名)を懐妊したとされる。

紀州藩の妾腹の四男坊・徳川吉宗の生母は何故か謎に満ちた存在で、その出自は「作文」と言われて居る。

ここまで読み進めば、ご存知のように紀伊半島随一の大藩・徳川御三家紀州藩はその支配地領域を、古くからの影人達の里領域を重ねて(雑賀)居るか、近接(伊賀)している。

長期政権化して膿が溜まった徳川幕府を、戦乱を避ける形で浄化する為の陰謀工作を、「影人達が企んだ」とすれば、「見事な成功」と言えるのではないだろうか?

証拠は存在しないが、将軍職就任後の「吉宗の治世の成功」を考えれば、出現すべき将軍が出現したように思えるのである。

「天下を掌握する」と言うこの壮大な陰謀が、吉宗の生母が紀州藩主の「妾に収まる以前から始まった」としたら、脅威では有るが、それが有り得るのだ。

吉宗の将軍職就任までの経緯を考えれば、父や二人の兄を始めライバルの尾張藩主など、不可解な連続死に拠って吉宗が浮上してきた事は事実である。

そこに、「彼らの仕事ではないか」と疑う影人達の暗躍の可能性が、ジワリと滲んで来るのである。

吉宗は、徳川御三家の紀州藩第二代藩主・徳川光貞の四男として、側室・於由利の方との間に生まれる。

母は巨勢六左衛門利清の娘・浄円院(於由利の方)。

母の実家は、紀州の地主で、古代の名族・巨勢(こせ)氏の末裔を称する素封家であった。

巨勢(こせ)氏は、大和国高市郡巨勢郷を本拠とした古代豪族・巨勢臣(飛鳥時代の有力氏族)で、許勢、居勢とも書く。

天智天皇御崩御の後起こった「壬申の乱」で大友皇子側に付き、大海人皇子に敗れ、乱後、刑死するまでは朝廷に大きな勢力を持つ名家だった。

しかし、この吉宗の生母・於由利の方は、巨勢(こせ)氏の出自に疑問がある。

何よりも不思議なのは、江戸幕府安定期の将軍生母でありながら、その於由利の方の墓が何処にも存在しないからである。

墓が存在しない事から推測されるのは、「巨勢六左衛門利清の娘」は、世間体の為の「便宜上の親子関係ではなかったのか?」と言う疑問である。

なぜなら、実家の巨勢(こせ)氏は、紀州の大地主で、立派な墓の一つも作れない訳は無い。

ましてや、紀州藩が墓を作らないのはそれこそ罰当たりのはずである。
それが無い所に、将軍生母として「何か秘すべき物があった」と考えざるを得ない。

享保の改革(きょうほうのかいかく)】に続く。

徳川吉宗(とくがわよしむね)と享保の改革の手足】に続く。

徳川吉宗(とくがわよしむね)については第四巻の主要登場人物です。記載項目が多過ぎてブログでは書き切れません。詳しくは皇統と鵺の影人・本編の第四巻をお読み下さい。

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by mmcjiyodan | 2008-04-28 00:45 | Comments(0)  

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