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村社会共同体の結(ゆい)の精神の原点

結(ゆい)の精神は、村社会共同体の助け合いの風習として今も残っている。

村社会の「結(ゆい)仕事」と言うと土木仕事である「村普請」と鍵を掛ける事を不要とするほどの「自警的団結」そして「諸々の家行事のお手伝い」などがある。

助け合いの仲間「結(ゆい)」が無ければ「村八分(むらはちぶ・仲間外れ)」で生きて行けない。

この「村社会の結び付」はどこから来ているのか。

人間何か納得する「得るもの得る事」の経験が無いと動かない。

結(ゆい)は結婚と同じで人間同士の縁を結ぶ意味が込められている。

予め定義しておくと、人間には「生物学的に性衝動」が在って当たり前であり、その事での秩序が無いと村落の共同体秩序が乱れる恐れが在った。

その問題解決には村社会共同体の知恵として「性衝動の解消手段を図った習慣や制度」を結(ゆい)の精神から創りあげた。

つまり、現代では無く成ったが、村社会共同体の結(ゆい)の精神は、性行為を許す暗黙の合意が町場の遊郭に劣らない性の繋がりを村社会共同体の公然の黙認事として若者たちの定住の魅力維持に依って育まれた。

村の人口が減れば共同体の力を失う、つまり、「夜這い」と「寝宿制度」は、村民が合意した村の人口減に対する「安全装置」と言う事に成る。

村の人口が減れば共同体の力を失う、つまり、「夜這い」と「寝宿制度」は、村民が合意した村の人口減に対する「安全装置」と言う事に成る。

従って「夜這い」を受け入れる親の覚悟、「寝宿」に娘を送り出す親の覚悟は結(ゆい)の精神で解決して居た。

つまり、現代では無く成ったが、村社会共同体の結(ゆい)の精神は、性行為を許す暗黙の合意が町場の遊郭に劣らない性の繋がりを村社会共同体の公然の黙認事として若者たちの定住の魅力維持に依って育まれた。

村社共同体の結束を図ったクラウド(集団・群がったもの)精神でその精神的な証明は「夜這い習慣」「寝宿制度」に依る共同体的結束の事実である。

習慣や制度から多くの肉体的結合の縁が生まれ、その状態から「村の子は我が子も同然」と言う思いも有り「村社共同体の結(ゆい)の結束」が育まれた。

◆尚、当時の性風俗に関しては町場・村落部分に拘わらず「暗闇祭り(くらやみまつり)」と言った工夫も為されていた。


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# by mmcjiyodan | 2022-02-04 09:40  

女房(にょうぼう)


妻の事を現代では女房(にょうぼう)と呼ぶが厳密に言うと正しい意味で使用しているのか?

房(ぼう)の意味は専用の部屋(場所)の事であり、厨房(ちゅうぼう)の意味は調理(部屋)場所、工房(こうぼう)の意味は製造(部屋)場所、閨房(けいぼう)の意味は寝室(ねや)場所であり閨房術(けいぼうじゅつ)の用法は性行為のテクニックを指す。

元々女房(にょうぼう)の用法は朝廷や貴族社会、江戸城大奥女中に仕える奥向きの女官を指し、この場合は天皇や貴族、将軍が性交相手に選んだ女官を一人住みの部屋を与えて女房(にょうぼう)と呼ぶ。

古来からその家に属する女性の表記または呼称として家内・また立場に依って⋰正室・側室などの表記または呼称がある。

すると女房(にょうぼう)の直訳意味は、あてがわれた専用の部屋で女を発揮する場所の事で、または、女官の部屋を女房(にょうぼう)と言うが、時代の経過ともに意味が転じて夫が自分の妻を指して呼ぶ。

女房(にょうぼう)と言う呼称を論法的に解説すると「女を発揮する相手」と言う意味合いで夫が自分の妻を指して呼ぶことを意味すると結論する。

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# by mmcjiyodan | 2021-02-04 18:11  

日本が多神教の訳け

日本はキリスト教やイスラーム教の一神教の国々と違い岩の神様や木の神様等何でも神様の多神教の国である。

日本が多神教の国に成った訳けは、この国の成り立ちと関係が在る。

歴史的に考察すれば、日本人と言う民族も本来日本人の元祖とされるネイティブジャパニーズは、ポリネシア・ミクロネシア系縄文人(蝦夷族)である。

日本列島に、大陸経由や海流に乗って島伝いに渡来征服部族(氏族)が日本列島に渡り来て先住縄文人(蝦夷族)を追い遣り、勝手に倭の国々と呼ばれる小国家群を夫々(それぞれ)が造る。

蝦夷(エミシ)と呼ぶ「縄文人」が住いし日本列島へ中華文明で当時としては文化的な多くの征服(侵略)部族が渡来して来て、小さな国々創った。

やがて渡来征服(侵略)部族が創った小さな国々が誓約(うけい)で合従連衡(がっしょうれんこう)して規模を拡大し大国主による連合政権を創った。

そもそも大和朝廷(ヤマト王権)によって、日本列島の西日本統一が実現された時、当時日本列島各地に勢力を持つ征服(侵略)部族の王達は既に神を名乗って神格化されて居た。


渡来部族の長が夫々(それぞれ)に神を名乗った事から日本は多神教の国「神々の国」に成った。


詳しくは小論【日本人の祖先は何処から来たのか?】を参照下さい。
詳しくは小論【大和民族(ヤマト民族/日本人)の成立過程】を参照下さい。
詳しくは小論【鬼伝説に隠された先住民(蝦夷族/エミシ族)】を参照下さい。

◆神話で無い、リアルな初期日本人の成り立ちについては、【日本人の祖先は何処から来たのか?】を参照下さい。

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# by mmcjiyodan | 2021-01-06 19:54  

阿波局(あわのつぼね)(保子)


阿波局(あわのつぼね/北条保子)は、北条氏の女性で鎌倉時代初期の京都御所に仕える女性。

鎌倉幕府二代執権・北条義時(ほうじょう よしとき)の長男・鎌倉幕府第三代執権・北条泰時(ほうじょう やすとき)の実母とされる。

初代執権・北条時政(ほうじょう ときまさ)の娘で異母姉妹に源頼朝(みなもとのよりとも)継室・北条政子(ほうじょうまさこ )が居る。

兄弟に鎌倉幕府二代執権・北条義時(ほうじょう よしとき)らがいる。

土豪の娘に生まれた北条保子(阿波局/あわのつぼね)は、異母姉・政子(まさこ)が源氏の頭領源頼朝(みなもとのよりとも)と恋仲になり親の意思には逆らって一緒に成った事で北条保子(阿波局/あわのつぼね)の運命も変わった。

異母姉・政子と結婚した義兄・源頼朝(みなもとのよりとも)の異母弟である頼朝の父・義朝(よしとも)の七男・阿野全成(あの ぜんじょう)に嫁ぎ、四男・時元(ときもと)を儲ける。

その後、阿波局(あわのつぼね/北条保子)は甥である頼朝(よりとも)の次男・源実朝の乳母となる。

阿野全成(あの ぜんじょう)の妻とされるが、『吾妻鏡』には全成(ぜんじょう)の「妾」と記されている。



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# by mmcjiyodan | 2020-11-18 18:21  

二階堂行政(にかいどう ゆきまさ)


二階堂行政(にかいどう ゆきまさ)は、鎌倉幕府十三人の合議制の内の一人を務める。行政( ゆきまさ)は、代々政所執事を務めた二階堂氏の祖。

苗字二階堂(にかいどう)は、建久三年(1192年)11月25日に建立された永福寺(二階建ての仏堂があった)の周辺に、行政(ゆきまさ)が邸宅を構えたことに由来する。

家系は藤原南家乙麻呂流工藤氏の流れで父は工藤行遠(くどうゆきとう)、母は源頼朝の外祖父で代熱田大宮司・尾張目代(律令制の官職)・藤原季範(ふじわら の すえのり)の妹である。

父・行遠(ゆきとう)は工藤氏の流れ代々従五位下の下級貴族。

「工藤二階堂系図」では維遠、維行、維頼、行遠の四代が遠江(とうとうみ)守に任官したことになっている。

父・行遠(ゆきとう)は『尊卑分脈』傍注によると、遠江国司を殺害して尾張国に配流されたとあり、おそらくそのときに熱田大宮司・藤原季範の妹との間に行政( ゆきまさ)が生まれている。

行政(ゆきまさ)は母方が熱田大宮司家であった縁により源頼朝に仕えたものと思われる。


治承四年(1180年)6月29日に公家・桓武平氏高棟流・平時忠(たいら の ときただ)が伊豆の知行国主に任官する。

知行国主・平時忠(たいら の ときただ)が兼隆(かねたか)の目代任命(律令制下の地方官の代官)するを機に北条時政(ほうじょうときまさ/平時政)は娘・北条政子(ほうじょうまさこ)を兼隆に嫁がせようと画策する。

帰国の道中に兼隆との縁談を進めていた時政は平家の怒りを恐れ、娘・政子を兼隆のもとへ送ろうとするが、勝気な政子は逃げ出して頼朝のもとへ行ってしまう。

同治承四年(1180年)8月、源頼朝に従う行政(ゆきまさ)は以仁王(もちひとおう)の令旨を受け挙兵、伊豆目代(律令制下の地方官の代官)・山木兼隆(やまきかねたか)の館を急襲する。


三島大社の祭礼のために郎党の多くが留守だったため山木兼隆(やまきかねたか)は満足に戦うことができず、頼朝配下・加藤景廉(かとうかげかど) によって討たれた。

二階堂行政(にかいどう ゆきまさ)は鎌倉幕府成立に貢献して頼朝(よりとも)に重用される。

文治五年(1189年)7月、奥州藤原氏頭領・藤原秀衛(ふじわらひでひら) との奥州合戦では、合戦の次第を報告するにあたってそれを行政(ゆきまさ)が書いた。

建久四年(1193年)、行政( ゆきまさ)は五位に叙され民部大夫(律令制の官職)と呼ばれるようになり、同年に鎌倉幕府政所別当が複数制になった時に別当に昇格した。政所においては別当頭大江広元 (おおえのひろもと) を補佐し、広元(ひろもと) が在京して不在の折には代わって政所の業務を統括した。



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# by mmcjiyodan | 2020-11-16 13:23