亜鉛パワー
この天然亜鉛が「現代日本人が最も不足している微量健康ミネラル」だと言われて居る。
亜鉛(ジンク)は、たんぱく質の合成や骨の発育などに欠かす事の出来ない必須ミネラルで、新陳代謝を良くし、免疫力を高め、タンパク質やDNA、RNAの合成に関係し、マグネシウムと同様に百種類近くもの酵素に関与している。
亜鉛が体内で不足すると、「味覚障害や発育不全、機能性障害などを引き起こす」と言われれ、また有害物質を捕まえて毒性を抑え、排泄させるタンパク質の誘導役でもある。
天然亜鉛の一日の必要量は十五mgで、微量健康ミネラル(必須微量元素)であるこの重要な天然亜鉛が、近年の食生活様式では不足している可能性がある。
厄介な事に、この天然亜鉛は体内で合成する事が出来ず吸収され難い微量健康ミネラル(必須微量元素)で、体内の亜鉛が不足してしまうと、細胞分裂などがスムーズに進まなくなって新陳代謝が活発な器官ほど亜鉛不足の影響を受けてしまう。
人間の身体の中では筋肉や骨、肝臓、精巣や前立腺などの性腺にもかなりの量の天然亜鉛が含まれているのだが、これが加齢と伴に減少して肉体的な衰えを見せるのである。
天然亜鉛を摂取する食事のメインとしてのお勧めは、特に鰻(うなぎ)料理と生カキやカキフライなどのカキ料理である。
他に、その他に牛肉(もも肉)、チーズ、レバー(豚・鶏)、卵黄、大豆、納豆、きな粉、豆腐、そば、ゴマ、緑茶、抹茶、カシューナッツ、アーモンドなどが限定的に出て来る。
このメニューの狙いは強壮剤(若さの維持)として亜鉛の摂取である。
天然亜鉛は「性のミネラル」とも呼ばれており、前立腺で性ホルモンの合成に関わり、精子の生産を活発にする。
前立腺で合成された性ホルモンは男性器の勃起力を高め、精子の生産は性欲を増す為、体内の亜鉛が不足して来ると生殖能力(勃起能力)が衰えて子作りが出来難くなってしまう。
そればかりでなく、「生殖能力が衰えて子作りが出来難くなる」と言う事は男性機能の衰えに止まらず、性は生に通じる為にその男性の生活意慾(活力)や精神力まで奪ってしまうのである。
その辺りが日本の男性から男らしさを奪ったり、社会問題に成っている「直ぐ切れ易い人間」を出現させて、また自殺の多発を招いている「原因の一つ」である可能性が想定される。
当然ながら、肉体的衰えは生きる気力にも反映する。
年とともに減退していく精力は男性共通する大きな悩みのひとつで、この様な年とともに衰えて行く肉体的な特徴は避けられないものであるが、様々なミネラルが関係している精力減退要因の中でも天然亜鉛は深く関与しているのである。
遺伝子関係の詳しくは【種の保存と遺伝子】をご参照下さい。
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