天海僧正の千里眼(天海=光秀説・その一)
千里眼とは、言うまでもなく遠方の出来事を見通す事のできる能力だ。
天海の別名「慈目大師」の由来ともなったのが、この千里眼である。
天海はほとんど喜多院に住んでいたが、江戸城中で起こった事や徳川家康のいる駿府城(静岡市)の出来事を事ごとく知っていた。
時折半眼になって、そうした事を納所坊主に話して聞かせたが、後で確かめてみると、「全て天海が言った通りだった。」と言うのである。
読者にはもうお分かりだろうが、天海が光春(二代目・光秀)であり、光秀の専門分野である諜報手足として伊賀衆の諜報機関、服部半蔵以下を操れるからこその能力では無いだろうか?
天海僧正が明智光秀ならば、光秀は妻・妻木(勘解由/かでの)煕子(ひろこ)の縁もあり、織田信長家の諜報組織の全てを受け持っていた今で言う情報局長官みたいな立場だった経歴の持ち主で、天海僧正の「千里眼」は容易に納得でき不思議な事ではない。
その光秀の諜報組織を、光春(二代目・光秀)が「ソックリ受け継いで居た」とすれば千里眼など造作もない。
伝わる奇跡の正体は大方そんなものであるが、正体を知らなければ恐ろしい能力を持つ「大師・大僧正」と畏怖され、信仰されるようになる。
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皇統と鵺の影人
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