祇園祭(ぎおんまつり、ぎおんさい)
代表的な物として京都の祇園総本社・八坂神社の祇園祭りが在り、平安時代に成立した御霊信仰を背景に仏教の神で祇園精舎の守護神・牛頭天王(ゴヅテンノウ)及び神道の神・須佐王(スサノオ)を祭り、それらは疫病に対する神仏習合の信仰である。
祇園祭(ぎおんまつり)は、朝鮮半島を発祥とする神様・牛頭天王(ゴヅテンノウ)またの名を祇園神・須佐王(スサノオ・素戔嗚尊)を祀る祭りで、日本の祭りが朝鮮半島を発祥とする神を祀る証拠として祭りの掛け声は「ワッショイ」だが、現在の半島(朝鮮半島)の言葉でも掛け声は「ワッソー」で、この「ワッソー」を、御輿を担ぐ勢いで早口で言って見れば判る。
ソシモリは、ソシマリやソモリとも言う朝鮮(韓国)語で、牛頭・須佐王(スサノオ)または牛首(ゴヅ)を意味し、韓国には各地に牛頭山と言う名の山や牛頭(ゴズ)の名の付いた島などの地名が存在する。
つまり須佐王(スサノオ)は、朝鮮半島を経由して渡来した中国福建省辺りからの海洋部族王(海人族・呉族)だった事に成る。
日本列島の地に根付いた祇園信仰は明らかに朝鮮半島からの渡来信仰で、牛頭天王(ゴヅテンノウ)と須佐王(スサノオ)が同一神または習合神であるなら、日本の最高神・天照大神(あまてらすおおみかみ)と誓約(うけい)に拠って弟神と成った須佐王(スサノオ・素戔嗚尊)の経緯がおぼろげながら見えて来るのである。
祇園祭りは、北は青森から南は九州・熊本まで広範囲に地祇系神(祇園神社系神)として執り行われている祭礼で、京都の八坂神社(祇園総社)や博多・櫛田神社に祀られる素戔嗚尊(すさのうのみこと)の博多祇園山笠は特に盛大で知られている。
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