遺伝資源(いでんしげん)
遺伝資源(いでんしげん)とは、現在或いは潜在的に利用価値のある遺伝素材で、ここで言う遺伝素材とは遺伝の機能的な単位を持つ生物その他に由来するものを言う。
つまり人類にとって遺伝資源(いでんしげん)は、農作物や家畜の育種、医薬品開発、バイオテクノロジーの素材や材料として考えた場合、 全ての生物は、将来役に立つ可能性がある。
また生態系の維持には様々な生物種が必要である事は明らかで、生物及び生物を生物たらしめている遺伝子は、これらの観点から重要であり一度失われると二度と完全には復元できないから保存は急務である。
遺伝資源としては生物多様性が重要で、これら資源を保全保護する為に日本ではジーンバンク等の機関があるが、 遺伝子プールの豊かさを考慮すると生息地ごとの保全が理想的である。
只、矛盾する事に現在の人類がそこまで科学を先鋭化しているにも関わらず人類そのものの遺伝資源(いでんしげん)については、深刻な「虚弱精子劣性遺伝」の問題などに正面から向き合う事を避け、感情論や倫理観の「べき論」が優先して着実に滅びの道を辿っている。
勿論、この二千年代に入って、女性の社会進出と伴に不妊原因として顕著に成った卵子の老化(らんしのろうか)も、男女共同参画の美名の下に、結果的に少子化社会を促進させている。
自然界では、子孫に強い遺伝子が伝わりそうな相手を雌が選ぶ事が一般的で、地位・金・好みの風貌などの「他の条件」を優先するのは人間だけである。
これほどの難問など無いかも知れないが、良くも悪くも永い人類の歴史於ける自然淘汰との戦いは「虚弱精子劣性遺伝」の問題をより深刻なものにし続けている現実を、立ち止って考えて見る必要が在りそうだ。
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遺伝子関係の詳しくは・小論【ホモサピエンス(知性人)の「種の保存と遺伝子」】を参照下さい。
詳しくは【地球を救う「共生主義」と言うイデオロギー】を参照。
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皇統と鵺の影人
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