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富士山は何故日本一高い

富士山は日本一高い活火山である。

富士山が何故日本一高いかと問えば、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートが交差(クロス)する位置、駿河トラフの先端にそびえているからである。

トラフとは、深海底にある細長く比較的幅の広い舟底状の沈降帯をさし、駿河トラフとは主に駿河湾の中央部に位置した沈降帯で、駿河湾北端部付近から伊豆半島南端沖まで南北に連なっている。

つまりトラフと呼ぶ沈降帯の地殻変動のプレートとプレートの交差(クロス)する裂け目から地殻のマグマが吹き出て日本一高い活火山は形成された。

富士山の地殻形成を探査すると三段階になっていて、現在の美しいコニーデ型の火山に形成されるまでにマグマを大量に噴出した大噴火は三回起こり、徐々に高く美しく形成されて行った。

そしてその山頂部分が噴火の爆発で吹き飛ぶと、阿蘇山のような外輪山を持つカルデラ型になる。

アイヌ語で「フジ(huji)」は 「噴出する所」と言う意味である。

アイヌ語の単純な火は「火(アピapi)」であるが、アイヌ語の「火の神」の火は「火(アピapi)」を使わず「火(フチfuti)」である。

火の神 (カムイフチkamuifuti)の火(フチfuti)が「火山=火の神」の言語生成図式ならば、「噴出する所(フチfuti)=火の神の火(フチfuti)」が成り立つのである。

良く、富士山の事を「不死の山」と充てて信仰の対象にしているが、富士の語源がアイヌ語の「フジ(huji)」であれば、活火山として「噴出する所」・・即ち富士の山ではないだろうか?

いずれにしても、日本一高い火の山は信仰の対象となり、「アピェ」の「フジ(huji)」、つまり噴出する火の山として山岳信仰の最高峰に君臨してもおかしくは無い。

安倍・阿倍氏と言った縄文系の氏名(うじな)は、原ポリネシア語の「アピ(火の意)」とアイヌ語の「アピェ(ape・火の意)」は共通していて、インドネシア語系の「アピ(火)」も同じ音であるが、その音に中国語系の文字「安倍(アンペイ、アペイ)」を充てたのではないかと考えている。

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詳しくは【日本語のルーツと安倍氏】に飛ぶ。

日本の伝説リスト】に転載文章です。

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by mmcjiyodan | 2011-03-18 00:37  

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