白鳳地震(はくほうじしん)
西日本太平洋沿岸に推定マグニチュード八~八・四の大地震が起こり、山崩れや家屋・社寺の倒壊多数が記録されている。
白鳳地震(はくほうじしん)は天武地震(てんむじしん)とも呼ばれ、白鳳時代(飛鳥時代後期の天武帝の御世)に起きた、南海トラフ沿いの巨大地震と推定される地震である。「日本書紀」に記述がある為、有史以来確かな記録の残る東海・東南海・南海連動型地震と推定される地震としては「最古のも」のとされている。
土佐国に於ける地盤沈下や津波などの「日本書紀」の記録は南海地震を示唆するが、「諸国の郡官舍及百姓倉屋、寺塔、神社が多数倒壊した」とも記録される。
この白鳳地震は、天武大王(てんむおおきみ・天皇/大海人皇子)が即位し、大和朝廷が「八色の姓(やくさのかばね)」を定めた頃の事で、詳細は正確に残っては居ない。
しかし地質調査に拠ると、「東海 東南海地震も同時期に発生した」と考えられ、調査の結果、静岡市川合遺跡の七世紀後半の砂脈痕が「東海地震震源域に相当する」とされている。
関連小論・【巨大地震記録・年表】に飛ぶ。
関連小論・【インディアン嘘つかない・・・偽(いつわ)り】に飛ぶ。
関連小論・【南海トラフ巨大地震・「東海地震と三連動の記録史」】に飛ぶ。
関連小論・【首都直下型巨大地震の記録史】に飛ぶ。
地震関連
【日本最古の大地震の記録】に飛ぶ。
【富士山・貞観大噴火(じょうがんだいふんか)】に飛ぶ。
【奥州・貞観大地震津波(じょうがんだいじしんつなみ)】に飛ぶ。
【元慶地震(がんぎょうじしん)】に飛ぶ。
【天正大地震(てんしょうおおじしん)】に飛ぶ。
【安政大地震(あんせいおおじしん)】に飛ぶ。
【関東大震災(かんとうだいしんさい)】に飛ぶ。
【第一巻】に飛ぶ。
皇統と鵺の影人
【このブログの一覧リンク検索リスト】=>【日本史検索データ】
<=このブログのランキング順位確認できます。クリック願います(ランキング参戦中)。★未来狂 冗談の公式HP(こうしきホームページ)
未来狂冗談のもうひとつの政治評論ブログ「あー頭にくる」<=このブログのランキング順位確認できます。by mmcjiyodan | 2012-02-02 10:36