推定・文治南海地震(すいてい・ぶんじなんかいじしん)
そして「海溝型地震」にしても「活断層型地震」にしても、記録に拠ると活動時期に周期が在り、一定の期間に集中して起こる厄介な物である。
つまり大規模な地震が、十数年から二十数年の間に集中して発生する確率が高いのである。
南海地震(なんかいじしん)は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに衝突してその下に沈み込んでいる南海トラフで発生する海溝型地震と言う点で、東海地震、東南海地震と共通する。
ただし、地下のプレート構造が原因となってそれぞれ独立した震源域を持っており、別々に発生する場合や数時間 - 数年の間隔で近接して発生する場合、あるいはほぼ同時に発生する場合がある。
千二百年前後の千百八十五年もしくは千二百三十三年の数十年間は、源頼朝に拠って成立した鎌倉幕府が執権北条家(北条得宗家)を中心に運営されて五代執権を数えるまでの間にも大規模な地殻変動が起こり、推定・南海地震が発生した可能性がある。
千百八十五年のマグニチュード七・四、文治京都地震は法勝寺や宇治川の橋など損壊、余震が二か月ほど続き、死者は多数だった。
また、地質調査によれば二千年頃に南海・東南海・東海地震が発生した痕跡がある。
この地震に付いては記録が曖昧で東南海地震の連動発生は不明だが、静岡市上土遺跡の鎌倉時代の地割れや正断層痕が「東海地震に相当する」とされていて、三連動を想定される。
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皇統と鵺の影人
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