ホモサピエンス(知性人)
二十五万年前アフリカに居た、たった一人の女性が、現在七十億人に達したホモサピエンス(知性人)と呼ばれる「人類の祖先だ」と言うのである。
ただ、この誕生時期に関しては、二十五万年前から十万年前とかなり開きが在る諸説が存在する。
人類は知力を武器として進歩をし、為に大脳が発達して頭頂部が非常に大きく丸く、顔面はほぼ垂直、完全に直立の姿勢を取れる地球上他に類を見ない生物である。
人類は、小さな集団の頃からその維持の為に「 側坐核(そくざかく)」の機能を発展させて、集団的なスピリチュアル(霊的潜在意識)合意を形成して行く。
そしてホモサピエンス(知性人)が地球上で最も優位に立った主因は、知力と 集団化(群れ)であるが、「群れ」の形勢の為に「性的接触の効果を上げる為の適応能力」の高度化に成功した。
もっと厳密に言えば、誰に教わらなくても生き物は、本能で捕食行為や生殖行為、子育てなどをする。
これは、まだ解明されては居ないが「遺伝子レベルで伝達されている」としか考えられない事だから、脳が発達した人間に於いては他の情報も遺伝子レベルで伝達されていても不思議は無い。
従って、捕食行為の本能に影響された過食行為などで精神の安心安定を得たり、生殖行為の本能に影響された性癖に精神の安心安定を求めたりする。
つまり知恵の発達と群れ社会の形成と言う必要に迫られて、「様々な性癖」と「擬似生殖行為」は自然発生した。
人類は、小さな集団の頃からその維持の為に「側坐核(そくざかく)」の機能を発展させて、集団的なスピリチュアル(霊的潜在意識)合意を形成して行く。
人類には、巨大地震のような人知が及ばない事象をスピリチュアル(霊的潜在意識)的に納得させる為の脳部位として「側坐核(そくざかく)」が在る。
つまり知恵の中に、人知が及ばない事象を霊的納得させる妥協も得た。
人間(ひと)は側坐核(そくざかく/脳部位)に影響されて、勝っ手な相手に「自らの願望を為してくれる」と言う期待を抱(いだ)く事で、「心の安定を得よう」とする心理を持っている。
それが心理学的には「英雄待望論」だったり、信仰上の「カリスマ(超人/教祖)の存在」だったりする。
信仰・占術・予言の本質は、強弱の質こそ在るものの人間が持つ「側坐核(そくざかく/脳部位)」に影響された一種の依存症である。
その延長線上に在るのが、「ジュピター・コンプレックス(被支配の願望)」である。
この信仰・占術・予言に対する依存症は、横着極まりない事に、自分で努力する事を放棄し結果的に幸福を金で買う図式が構成される。
詳しくは・小論【ホモサピエンス(知性人)の「種の保存と遺伝子」】を参照下さい。
詳しくは、小論【オレオレ詐欺と占術霊感商法】参照下さい。
◆【性文化史関係一覧リスト】をご利用下さい。
◆世界に誇るべき、二千年に及ぶ日本の農・魚民の性文化(共生村社会/きょうせいむらしゃかい)の「共生主義」は、地球を救う平和の知恵である。
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