ヒューマン(人間らしい、人間味、人間的)
「善悪の概念」を持った人間は、自らを「ヒューマン」と呼び、その意味はつまり性善説で「人間らしい、人間味、人間的」と言う。
しかしながら、現実に「人間て何だろう」と考えた時、本当は「性善説」は綺麗事で、一人の人間が結構善人でもあり結構悪人でもある。
本音で言って、場面場面で善悪併せ持つのが人間ならば、人間何て然程(さほど)上等なものでは無い様な気もする。
まぁ、「人間らしく生きる」と言う事は、思いがけない事も犯ってしまう恐ろしささえも「在りうる」と言う事で、ヒューマン(人間らしい、人間味、人間的)の「建前のべき論」と現実には、明らかな矛盾を感じる。
そして不信感や罪悪感、未知への恐怖から、 占術や信仰に走るのも人間(ヒューマン)らしい行為かも知れない。
知恵の発達と同時に、人類は群れて生きる事で外敵を共同で防衛し獲物を協力して採取する 群れ社会を形成した。
人類は群れて生きる動物で、人間が群れ社会を形成し集団で仲間として生きる為に発達した脳の部位が、脳の左右に鎮座する「側坐核(そくざかく)」である。
例えば、災害ボランティアなどの共助精神は、この「 側坐核(そくざかく)」の働きに拠るものである。
その「側坐核(そくざかく)」は大脳腹側の「線条体(せんじょうたい)」とされ、感性を司どり、人間の資質に存在する報酬、快感、恐怖、嗜癖(しへき)などの感性に重要な役割を果たす脳部位である。
人類は、小さな集団の頃からその維持の為に「側坐核(そくざかく)」の機能を発展させて、集団的なスピリチュアル(霊的潜在意識)合意を形成して行く。
人類には、巨大地震のような人知が及ばない事象をスピリチュアル(霊的潜在意識)的に納得させる為の脳部位として「側坐核(そくざかく)」が在る。
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◆世界に誇るべき、二千年に及ぶ日本の農・魚民の性文化(共生村社会/きょうせいむらしゃかい)の「共生主義」は、地球を救う平和の知恵である。
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