人気ブログランキング | 話題のタグを見る

西郷隆盛の奇病

西郷隆盛は、始めから「勝てない」と判っていて不満不平の鹿児島士族に依る武装蜂起の頭目を引き受けた。

隆盛の西南戦争於ける「敗戦覚悟の蜂起」の裏には、成し遂げた維新大業の名声と陰嚢(睾丸)が肥大化する奇病との板ばさみが在った。

隆盛は流刑先の沖永良部島で、風土病のバンクロフト糸状虫と言う寄生虫に感染し、この感染の後遺症で、象皮病(フィラリア症)を患っていた。

象皮症(フィラリア症)とは、寄生虫によって引き起こされる足や陰嚢(睾丸)に巨大な腫瘍を生じ、肥大化する奇病である。

晩年は、隆盛の陰嚢(睾丸)が人の頭大に腫れ上がっていた為に晩年の隆盛は馬に乗る事が出来ず、移動手段はもっぱら駕籠だった。

病とは言え、笑えない八畳敷き(たぬきのナントカ)、鼻付きの象(エレハントマン)で、隆盛のプライドは穏やかでは無かった。

今と成っては本人の心情を推測する他(ほか)無いのだが、その陰嚢(睾丸)肥大と言う外聞が悪い症状は、内心武士として潔(いさぎよし)しとは出来なかったのかも知れない。

西南戦争に於いて城山で自害し、何者かが介錯して首を持ち去った首のない死体を、隆盛本人のものと特定させたのはこの巨大に膨れ上がった陰嚢(睾丸)であった。

つまりかなり不自由な生活を強いられて生きるに疲れていた隆盛が、「命を賭して維新の仕上げをした」とは考えられないだろうか?

幕末~明治維新・人名と事変の周辺記事なら【クリックリスト】がお薦めです。

関連記事
西郷隆盛と大久保利通の幼馴染説は誤報】に飛ぶ。
薩長同盟(さっちょうどうめい)】に飛ぶ。
江戸城無血開城(えどじょうむけつかいじょう)】に飛ぶ。
征韓論】に飛ぶ。
西郷隆盛・鹿児島私学校 】に飛ぶ。
西南戦争/西南の役】に飛ぶ。
田原坂(たばるざか)の激戦】に飛ぶ。
可愛岳(えのだけ)】に飛ぶ。
西郷隆盛(さいごうたかもり)・城山の最期】に飛ぶ。

◆このコンテンツ(記事)を「引用」・「転載」する時は、必ず原作者名・未来狂冗談を明記した上で出典元の当方アドレスをリンクで貼って下さい。

第六巻】に飛ぶ。
皇統と鵺の影人

【このブログの一覧リンク検索リスト】=>【日本史検索データ

にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ<=このブログのランキング順位確認できます。クリック願います(ランキング参戦中)。

★未来狂 冗談の公式HP(こうしきホームページ)

未来狂冗談のもうひとつの政治評論ブログ「あー頭にくるにほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ<=このブログのランキング順位確認できます。

by mmcjiyodan | 2013-05-03 01:42  

<< 加藤嘉明(かとうよしあき) 下克上(げこくじょう) >>