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政治家(為政者)は嘘つきの始まり

歴史を遡(さかのぼ)ると、「民衆を欺(あざむ)き、事実と違う情報操作する事が政治である。」と考え、国民に対して粉飾された情報操作を実行する政治家(為政者)が多過ぎる。

政治家(為政者)は、日頃から権謀術策の権力争いに塗(まみ)れていると、本来尊敬されるべき立場なのに「嘘を言う恥ずかしさ」など忘れてしまうのかも知れない。

そしてかれらは、「開き直って言い張れば、情報操作は国民を操る手法(テクニック)として、事実通用する。」と考えている。

例えば選挙公約であるが、出来もしない公約を無責任に言い立て、選挙が終われば当選してもコロリと公約を忘れるのが政治家の特技である。


古事記・日本書紀」の歴史捏造(れきしねつぞう)が、「政治家(為政者)は嘘つき」の原点である。

古事記・日本書紀は、皇統の正統性を喧伝する為に第五十代・桓武天皇(かんむてんのう)の頃に編纂された。

桓武大王(かんむおおきみ・第五十代天皇)の御代に、時の大和朝廷(やまとちょうてい)が、統治の為に画策した記紀神話(古事記日本書紀)と言うフエィクニュース(嘘ニュース)を 、日本全国に拡散させた組織がある。

その組織こそが、十代前の天武大王(てんむおおきみ・第四十代天皇)より密命を帯びた役小角(えんのおずぬ)を始祖とする陰陽修験者組織で、いわゆる説法を持って列島の隅々の民にまで皇統の正統性を神話を持って知らしめる目的を持っていた。

明快に言ってしまえば、記紀神話(古事記・日本書紀)の伝説は「渡来氏族に依る日本列島経営の為の陰謀」なのである。

余談だが、この「政治家(為政者)は嘘つき」の原点である「古事記・日本書紀」の捏造(ねつぞう)記事を正しい歴史とし、それを根拠にコメントする不勉強なコメンテーターに解説する資格はない。

しかしながら、「仁徳天皇(にんとくてんのう)」や「聖徳太子(しょうとくたいし))」のエピソードを、皇統と日本人の説話に永年使っていた方の立場にれば、心情的に「架空の人物の話」とは認め難いのかも知れない。


参考小論、【陰陽師=国家諜報機関説】を参照下さい。


戦時中の、「国民の士気を落とさない為の嘘」と正当性を言い張る「大本営発表」なども国民を操る情報操作の代表である。

そしてそれに近い嘘は、近現代の政権にも「政府発表」として日常のごとく存在する。


本来、リーダーならば思いやりを持って他人の為に泣き哀しみ、他人の為に笑い、他人の為に働かねば成らない。

それが無いから、「政治家(為政者)の全てが嘘に見える」のである。

正直言って、善人が権力者にのし上がる事など有り得ない。

つまり、元々そうした真摯な心情を持ち合わせない人間が、策略だけでのし上がって政治や企業を動かして居るからではないのだろうか?

まぁ権力者の虚像など人為的につくられた幻想で、事実は「生々しいもの」と相場は決まっている。

しかし、どうも虚飾で飾られた方が大衆受けするらしく、ウッカリとフアクト(真実)を言おうものなら、「夢を壊す」などと批難される。

それで歴史人物は、後世では功績ばかり取り上げられるが、かならず暗黒部分が陰に隠れている。

そして権力者が、多くの人権を無視している事に庶民自身が意識的に「気が付きたくない」のだから仕方が無い。

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by mmcjiyodan | 2017-02-15 17:57  

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