源義経一党・修験黒幕説
源義経が平家の目を逃れて奥州・藤原秀衡の庇護を得た事について、伝承によれば「金売吉次と言う金商人の手配によった」と言うが、この人物の実在性は今日疑われていて、実際には「名も無い影の働きに拠る、または、金売吉次と名乗った影がいた」と見るべきで、少年義経(遮那王)は、何者かの将来の備えの思惑で、軍事顧問まで付けて育成されていたのかも知れないが、裏陰陽組織・勘解由小路の仕事に、確たる証拠は残らない。
実はこの修験黒幕・勘解由小路(かでのこうじ)党の影には、表ざたには出来ない或る「やんごとなきお方」の御意志が働いていた。
読み物や劇作にするには、筋書きがドラマチックな方が楽しめる。
それで物語は史実に脚色が付け加えられて時を経ると、やがてその脚色の方が世に常識として認識される誤解が生じる。
例えば、牛若丸(義経)と武蔵坊弁慶の出会いが「京・五条橋」と言うのは後の作家の創作で、高貴な方の謀略に拠る出遭いの方が遥かに信憑性が高いのである。
義経の卓越した戦闘術の謎が明らかに・・・・・源義経(牛若丸)が、いかに源氏の血統を有していても、それを担ぎ出す者達が居ないと、妾腹で九男坊の彼は、歴史の表舞台には踊り出る事は無かった筈である。
源義経の生涯は、帝の思いに翻弄された不条理なものだった。
それでも、短いが確かな愛の時間にも、源義経はめぐり合っていた。
詳しくは小論・【陰陽師=国家諜報機関説】を参照下さい。
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皇統と鵺の影人
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