藤原鎌足（ふじわらのかまたり・中臣鎌子）

藤原鎌足（ふじわらのかまたり）は、六世紀（飛鳥時代）に藤原家を興した人物である。

中臣（なかとみ）鎌子（中臣鎌足）を名乗っていた藤原鎌足（ふじわらのかまたり）は、中大兄（なかのおおえ）皇子（先帝・舒明天皇の子/後の天智大王）が蘇我入鹿を宮中で暗殺した乙巳の変（いっしのへん・おっしのへん）に与力し、蘇我御門（そがみかど）家を滅ぼしてこれに取って代わる。

その後中臣（なかとみ）鎌子（中臣鎌足）は藤原姓を名乗り、藤原家は平安末期に後胤貴族で武門の、平氏と源氏が台頭するまでは、列島中に一族の枝を派遣して統治を独占、並ぶ者無き有力貴族として君臨し藤原家は名門として栄えた。

その後の藤原家は枝分かれしながら、本流は貴族（公家（くげ）・・殿上人（てんじょうびと/うえびと））と成り、一部は野に下って藤原流を名乗る土豪武士となって行く。

尚、藤原鎌足は、大伴家持が個人的に編纂したとされる万葉集に作品が残る万葉歌人（まんようかじん）でもある。

【中臣氏（なかとみうじ）と藤原氏（ふじわらうじ）】に続く。

関連記事
【大王（おおきみ/天皇）】に飛ぶ。
【藤原不比等（ふじわらのふひと）】に飛ぶ。
【藤原四家（ふじわらしけ）・藤原四兄弟】に飛ぶ。
【藤原仲麻呂（ふじわらのなかまろ）の乱】に飛ぶ。
【藤原南家流（ふじわらなんけりゅう）】に飛ぶ。
【藤原北家流（ふじわらほっけりゅう）】に飛ぶ。
【皇居内裏女官（こうきょだいりにょかん）】に飛ぶ。
【興福寺（こうふくじ）】に飛ぶ。

【第一巻の二話】に飛ぶ。
皇統と鵺の影人

【このブログの一覧リンク検索リスト】＝>【日本史検索データ】

＜＝このブログのランキング順位確認できます。クリック願います（ランキング参戦中）。

★未来狂 冗談の公式ＨＰ（こうしきホームページ）

未来狂冗談のもうひとつの政治評論ブログ「あー頭にくる」＜＝このブログのランキング順位確認できます。