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親鸞(しんらん)

浄土宗(じょうどしゅう)法然(ほうねん)の教えが、親鸞(しんらん)によって浄土真宗(じょうどしんしゅう)に分かれていた。

親鸞(しんらん)は藤原北家流日野氏(ひのうじ)の系流出身で、西本願寺・東本願寺の大谷家と、親鸞の孫覚如の子存覚を祖とする錦織寺の木辺家も日野流である。

親鸞(しんらん)は天台宗の堂僧となった後、法然の弟子となり法然(ほうねん)の浄土宗に傾倒し、浄土真宗(じょうどしんしゅう)を開いた開祖である。

見真大師(けんしんだいし)とも言う。

ただし親鸞(しんらん)自身はあくまで法然を師と仰ぎ、「真の宗教である浄土宗の教え」を継承し更に高めて行く事に力を注いだ。

親鸞(しんらん)の教えは、天台密教を学んだだけに自ら妻子を持つなど現実的で、「仏の前では皆平等」と身分の上下に関わらない現世利益を謳い、庶民には理解され易かった。

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by mmcjiyodan | 2008-04-28 22:36  

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