宇佐神宮(うさじんぐう)・(一)
八幡神の応神大王(おうじんおおきみ/第十五代天皇)を祭る神で、全国の八幡神社、四万社の総元の神様であり、「天照大神を祭る伊勢神宮に次ぐ」と言う相当格式の高い神社である。
応神天皇の母后、神功皇后(じんぐうこうごう)もここに祭られている。
一説には、神功皇后は架空の人物で、「卑弥呼との兼ね合いで後から創られた」とする話もある。
しかし、主神である筈の応神大王(おおきみ・天皇・第十五代)は、宇佐神宮の本殿の中央には鎮座してはいない。
中央におわすのは、余り一般には知られては居ない、「比売(ひめ)大神(おおみかみ)」である。
その左右に、応神、神功、の両神は鎮座ましましている。
比売大神(ひめおおみかみ)については、その道の研究家でも良く解明されてはいないが、応神大王(おうじんおおきみ・天皇)を横に据えるからには、かなりの大物(尊い)の神様に違いない。
この並び順を、単なる造営順番に起因する「イレギラーだ」とする学者も居るが、少し考えれば「在り得ない事」と判る。
何故なら日本で一・二を争う最高の神社で、それでは安易過ぎはしないか?
当然ながら、信仰から神を扱う以上、その並び順には神経を使い、然るべき所に御鎮座願うのが当り前である。
【宇佐神宮(うさじんぐう)・(二)】に続く。
◆神話で無い、リアルな初期日本人の成り立ちについては、【日本人の祖先は何処から来たのか?】を参照下さい。
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